
JOP-IUSD
JOP-IUSD の主旨
JOP-IUSDはインディアナ大学歯学部 矯正学科の日本歯科矯正プログラムです。
矯正学科と同じスタンスで青年期成人矯正(永久歯列前期)に取り組みます。
アメリカ歯科大学病院と同じ治療費にすることで、日本の矯正治療が拡大すると考えています。
これからの日本にはグローバリゼーションに対応できうる子供たちの存在が不可欠であります。
綺麗な歯並びによるコミュニケーションと、笑顔の多い優位性は将来を大きく変えます。
青年期こそが矯正治療の時期であり、生涯歯を大切にしたいと思う時期でもあります。
JOP-IUSD 認定医はこの主旨に基づき行動を起こしています。
日本人の青年期成人矯正(永久歯列前期)の普及率が発展途上国よりも低いのはなぜ?
「親の責任」になってしまう
矯正治療は大人になった時に最も感謝される
1)
自分自身への投資が後回しになってしまう環境
日本は物欲が優先する社会環境であり、高級車やブランド品を持つ事で優位性を感じてしまう。 社会の評価も物の価値観に視点が置かれ、各自が努力した事の評価は次に廻されている。
2)
歯列矯正を効果的に行なう時期は永久歯が揃った青年期成人矯正 ( 永久歯列前期 ) であることを
歯科医が強く伝える事が重要である。そしてこの時期こ そ矯正期間も短くなり治療費も安く押さえられる。塾や習い事が重なる時期での矯正治療費はさらに家計費の大きな負担となる。 しかし今はデンタルローンなどの充実により不可能ではない事を伝えないといけない。
3)
青年期成人矯正 ( 永久歯列前期 ) は子供の将来を見据える学校選択と同じほど重要な価値を持つ。
この時期を逃すと、時間に追われて矯正治療の優先順位がどんどん後に廻されてしまう。
4)
矯正はステイタスに捉えられており、ブラケットが付いていることでイジメを受ける事はない。
矯正の痛みは体力強化に起きる筋肉痛と同じであることを認識させないといけない。
5)
矯正後は歯磨きの効果が確実となり、一生涯自分の歯を大切にする意識を持つ事とになる。
とにかく日本の矯正治療は高額すぎる
JOP-IUSDはアメリカの大学病院の治療費を適正と考える
一般的に日本の矯正治療費は 70 万円~120 万円、調整期間は2年~4年と指定され , 総額を考えると 一部の金持だけの治療となっている。矯正先進国アメリカの大学病院では$4,000 程度で調整から最後 のリテーナーまでを含んだ治療費が一般的です。開業医においても、1,2~1,5 倍の治療費です。 矯正の期間は目的までは無制限となっているため、最初の契約時で総額が決定しているので安心です。インディアナ大学歯学部大学病院では青年期成人矯正 ( 永久歯列前期 ) の治療費は総額$3,951 を明記 していますから、日本の JOP-IUSD 認定医が歯学部大学病院に紹介状を提出すれば同じ費用で矯正矯正 を受けらます。矯正が終了するまで通院できれば良いのですが、仮にブラケット装着までを大学病院 で行ない、その後の通院は日本で行ないたいとなった場合は紹介者である日本の担当医が治療計画を 基に最後まで責任を持って行なうことをお願いすることとなります。 その後の調整とリテーナー制作の費用は日本の担当医との交渉となります。
想定すべき近い将来
JOP-IUSD 認定医は世界的な視点で矯正を考える。
インディアナ大学歯学部ではタイやフィリッピンから多くの学生が留学しています。帰国後は開業する事となり、矯正においてはタイもフィリピンも$1,000 前後 ( ブラケット装着まで ) の治療費となっています。 この高額治療(現地では約3ヶ月分の給料)でも、都市部においての若い女性の成人矯正の需要は急激に増加しており、ブラケット装着はファッションの域でもあります。このタイやフィリッピンの治療費は日本人にとっては魅力であり、仮に渡航費や現地コーディネーター費 を含んでも$3,000 ほどに抑えられます。これはアメリカにおけるメキシコへのデンタルツアーにより矯正 治療費が40%ほど安く押さえられた事と同じであり、日本も自由診療においては海外への患者流出も視野 に入れなければいけないと感じる所です。アメリカでの青年期成人 矯正 ( 永久歯列前期 ) は当たり前のごとく普及しており、歯のケアにおいても矯正治療の重要性は社会に浸透しております。 治療費は勿論、技術もグローバル化され日本もいよいよ諸外国の影響を受ける時が来たと考えるべきです。 しかしこのイノベーションこそが日本の歯科界を奮い立たせる事になると考えます。